看板ブログ

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五感で感じたこと

月曜日担当のSです。外の梅も鈴なりに開花してきましたが、まだ寒いですね。
先週はお休みをいただきありがとうございました。
雪の関西方面の旅となりましたが、情緒がありました。
私は地元の人々と町を感じながら移動したいので、電車やバスを乗ります。
広告一つにしても表現が違って面白いし、乗客の会話も関西の言葉で新鮮です。
まずは雪の中、近鉄奈良線に乗って奈良へ。今回の目的は新薬師寺の十二神将と法隆寺、
そして奈良瑠璃絵の夜間の春日大社を見ることでした。
JR東海のCMでご存知でしょうが、十二神将の実物をどうしても見たくなったんです。
写真で見ているのは平面でスケール感がわからないのですが、百聞は一見にしかずで
圧倒されました。1300年前にできたとは思えない造形美、そして動いているように
錯覚するぐらいの表情とポーズ。悠久の時を越えてきた人々の祈りを感じました。
あの静かな空間での緊張感、自分の五感をすべて使って感じ取ることができました。
そして法隆寺といえば聖徳太子と夢殿、広大な土地に歴史的な建物と仏像がずらりと。
雪解けのしずくをあびながら散策、そして夜の春日大社へ。
この時期のイベントで奈良公園周辺はライトアップしており、
春日大社は参道にある無数の灯籠に火が入っていて趣がありました。
たぶん氷点下の寒さで顔の感覚がなくなるくらいの夜でした。
horyuji
kasugataisha
次の日は西宮北口から宝塚方面へ、宝塚には手塚治虫の記念館が有ります。
もちろん日本を代表する漫画家ですが、医学博士をもつ医者でもあり、
頭脳も絵も一流で人としても尊敬できる人だと思っています。
武庫川沿いにこぢんまりした記念館があり、
地元に愛されている雰囲気が伝わってきました。
そして有名な宝塚歌劇団の建物を左に見て帰路につきました。
宝塚へは阪急今津線というのを利用するのですが、最近読んだ小説がここの路線
をテーマにしたものだったので、実際に乗ってみてイメージが湧きました。
teduka
そして最終日は大阪万博公園へ。岡本太郎氏作の太陽の塔見てきました。
私はこの万博の次の年に生まれているので記憶にはありませんが、
当時の映像や漫画等に出てくる実物を見たかったのです。
雪の中、その存在感を醸し出しており、今でもインパクトあるものでした。
当時の盛況さを全く感じない静粛のなかに立ち続けており、不思議な気持ちでした。
banpaku
仕事は先週に引き続き忙しく、今週も大変そうです。
遊んだあとはしっかり働かなくてはと思います。

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