月曜日担当のSです。寒い週始まりとなりました。
桜もちらほら咲き始めましたが、この寒さでフリーズしております。
先週は専門学校さんの入学式で使用される立て看板、吊り看板の
デザインと出力をいたしました。世の中、東北関東大震災の影響で
自粛ムードで出力の依頼がなくなる可能性があり待ち状態でした。
後日ご依頼をいただきホッとした次第です、ありがとうございました。
東北関東大震災で亡くなった方、被災された方のことを思うと自粛も大切ですが、
すべてのイベントを中止にするのもどうかなと思っています。
贅沢さは必要ありませんが、質素でもみんなに元気を取り戻すことはしてもいいかなと。
ラジオでも言ってました、自粛が萎縮にならないように…同感です。

この前、テレビで芸術家の岡本太郎さんのドラマをやっていました。
子供の頃、テレビで拝見していたときは面白いおじさんしか印象がなかったのですが、
思っていたより波瀾万丈な人生で驚きました。話は大阪万博をメインに構成しており
1970年の高度成長期、経済が著しく発展していき豊かさを意識する時代。
その万博のテーマは「人類の進歩と調和」それを一人で真っ向否定したのが彼でした。
そして出来上がったのがみなさんご存知の「太陽の塔」当時は奇抜すぎて意見も様々、
母親も当時テレビで見た時は驚きと製作意図がわからなかったそうです。
今あらためて見ると、この時代にマッチしているような印象が私にはあります。
今朝の新聞記事で「太陽の塔」時代のバイタリティが今の日本に必要なのではと。
この震災を乗り越え復興に必要なのは、40年前の日本人の持っていたもの…。

写真は今、大阪で公開している太陽の塔の先端についていた、初代の黄金の顔です。
直径10.6mで特殊シート貼り、現在塔に付いているのはステンレスの二代目です。
上に写っている人間と比べると大きさが実感できると思います（写真は友人より借用）。
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