看板業経営者育成塾
社長です。先日、9/2,3,4と東京ビッグサイトにて「サイン&ディスプレイショー2010」が開催されました。サイン業界の大展示会で各メーカーがこの展示会に合わせて新商品を発表したりします。その中で広告美術コンクールがあり各看板屋がデザイン、技術を競い合います。社員のブログにもあった通り、女性陣2名が応募し全体の二位にあたる東京都知事賞と関東地区連会長賞をそれぞれ受賞しました。会社としても非常に名誉な事で嬉しく思います。本当におめでとうございます!
その、ビッグイベントにあわせて以前、私がお世話になった「看板業青年経営者育成塾」の懇親会を開催する事になりました。「看板業青年経営者育成塾」とは北九州にある新星社様が行っているもので、新星社の鳥羽社長をはじめ、池田ビジネスの池田先生や様々な方が講師として看板業の経営のあり方を教えていただきます。交通費、宿泊費からすべて無償であります。鳥羽社長が自分を育ててくれたサイン業界に何か恩返しをしたいという精神の元に始まった私塾であります。
現在1〜4期生まであり、今回は3、4期生の合同懇親会でした。日本各地様々なメンバーで経営に関する悩みから馬鹿話まで様々な話をしました。経営者塾で同じ勉強をしてきた仲間ですから、色々な悩みも打ち明けましたし相談にものっていただきました。非常に密度の濃い良い時間だったと思います。最後に今回の統括幹事である愛媛の八木工芸の八木さんが新星社の鳥羽社長から預かった手紙を朗読していただきました。
「社長とは心配業である。」という言葉がとても印象的でした。松下幸之助さんの言葉で「社長というのは、心配する為に存在している。それが運命であり、宿命であり、生き甲斐である。」会社の事、社員の事、お金の事。鳥羽社長自身、食事をしても砂を食べてるように感じ、眠れない夜を幾度も過ごしたそうです。手紙の最後にこう書かれていました。「会社の存続、繁栄に向かっての心配事や悩みを、自ら与えられた天命、生き甲斐として明日も頑張ります。」私自身の置かれている立場に非常にシンクロしている話でしたので社長の言葉が心の奥底まで響きました。
鳥羽社長の言葉、経営者塾の仲間に出会えた事で勇気と力をもらいました。今後も社員一同頑張って行く所存です。